日本留学のための完全ガイド - 記事一覧 | APU 立命館アジア太平洋大学
日本留学のための完全ガイド
日本での大学進学を考えていますか?
日本留学は、世界水準の教育を受けながら、日本文化を体験し、将来のキャリアを切り拓くことができる貴重な機会です。 短期のサマープログラムから、1学期・1年間の交換留学、さらには学位取得を目指す正規課程まで、目的や計画に合わせて幅広い選択肢があります。 本ガイドでは、大学の選び方、奨学金の申請方法、卒業後のキャリアプランなど、留学を検討する上で欠かせないポイントを分かりやすくまとめています。 日本での学びは、あなたの可能性を大きく広げる第一歩となるでしょう。
目次のタイトル
1. なぜ日本で学ぶのか?
教育の質
日本の高度な技術や国際的な存在感は、質の高い教育に支えられています。世界トップクラスの大学があり、優れたプログラム、経験豊富な教授陣、最新の設備を誇ります。日本の学位は国際的に高く評価され、将来のキャリア形成に大きな力となります。
多様な学びの機会
理工学、経営学、社会科学など幅広い分野を学べます。研究やインターンシップに参加し、理論と実践の両方を身につけられます。たとえば立命館アジア太平洋大学(APU)では、多国籍の学生と共に学ぶグローバルな環境が整っています。詳しい学部・カリキュラムの詳細については、APUのプログラム概要をご覧ください。
👉 APUのプログラムについてもっと知る
安全な生活環境
日本は治安が良く、安心して暮らせる国として知られています。犯罪率の低さ、便利な交通機関、親切な人々のおかげで、安心して学業に専念できます。
文化体験
日本留学は、伝統と現代が共存する文化に触れる貴重な機会です。茶道や神社仏閣から、アニメや先端都市まで体験できます。また、日本社会の価値観(協調性、礼儀、責任感、職人精神など)を学ぶことで、グローバルな視野が広がります。
2. 留学生のための日本の大学
英語のプログラムがある日本の大学
日本は、質の高い教育、多様な文化、そしてキャリアのチャンスを提供する場所として、ますます人気のある留学先になっています。多くの学士課程は日本語で開講され4月に始まりますが、最近は 英語で学べるプログラム を秋学期(9月)から始める大学も増え、留学生が学びやすくなっています。
その代表的な大学のひとつが、立命館アジア太平洋大学(APU)です。 大分県別府市にある私立大学で、国際教育に力を入れ、世界中の学生と学べるグローバルなキャンパスを持っています。APUでは、英語と日本語のバイリンガル教育を行っており、最初は英語で学びながら、徐々に日本語力を高めることができます。専攻分野は、国際経営学、社会科学、サステイナビリティ観光学などで、学生は世界100以上の国・地域から集まっています。
日本には現在、約500の大学*1が留学生を受け入れており、14万人以上の学生*2 が学部や大学院で勉強しています。その数はコロナ後に毎年増えており、日本が海外からの学生を歓迎し、包容力のある学びの場を作っていることを示しています。 今では、日本は世界で最も人気のある留学先のひとつです。
*1: 2025年6月時点で497大学 引用: https://www.studyinjapan.go.jp/en/statistics/enrollment/data/2504301000.html (参照日: July 4, 2025)
*2: 引用: https://www.jasso.go.jp/en/ryugaku/eju/examinee/use/use_number.html (参照日: July 4, 2025)
3. 奨学金と経済的支援
文部科学省(MEXT)奨学金
日本の文部科学省(MEXT)が提供する 政府の奨学金 です。授業料が全額免除されるほか、毎月の生活費、往復の航空券も支給されます。学業や人物が優れた留学生が対象です。
JASSO(日本学生支援機構)の奨学金
日本学生支援機構 (JASSO) が提供する奨学金で、学費や生活費の一部をサポートします。
大学独自の奨学金
多くの大学が、留学生のために独自の奨学金制度を設けています。 たとえば、APU(立命館アジア太平洋大学)には 授業料減免制度 があり、30%〜100%の範囲で授業料が減免されます。 この奨学金は、提出書類、録画面接、そして経済状況などを総合的に評価して決まります。
4. 留学生の出願プロセス
出願資格
大学ごとに出願方法は少しずつ違いますが、ほとんどの大学で以下のものが必要です。
- 高校卒業資格
- 英語または日本語の試験スコア
- 志望理由書(Personal Statement)
- 推薦状
言語要件
- 英語で学ぶプログラム:TOEFL® または IELTS のスコアが必要です。
- 日本語で学ぶプログラム:多くの場合、JLPT(日本語能力試験)N2レベルが必要です。
- その他の試験:EJU(日本留学試験)の「日本語」科目などを認める大学もあります。
大学ごとにルールが違うので、必ず各大学の入試要項を確認してください。
ビザ取得の手続き
日本で勉強するためには、留学ビザが必要です。 大学に合格し、入学手続きを終えると、大学があなたの代わりに 在留資格認定証明書(COE) を日本の入国管理局に申請します。 その後、このCOEを使って、あなたの国にある日本大使館または領事館で留学ビザを申請します。大使館で書類が確認され、問題がなければ留学ビザが発給されます。 留学ビザを受け取ったら、日本へ行く準備を始めることができます。
5.日本での学生生活
生活費
日本の生活費は都市によって違いますが、世界の人気留学先と比べても全体的に安いです。
日本の月々の生活費(目安)
- 東京:1,500〜2,000 USドル(約22万〜30万円)
- 京都・大阪:1,200〜1,600 USドル(約18万〜24万円)
- 別府(APUの所在地):800〜1,200 USドル(約12万〜18万円)
世界主要都市の月々の生活費
- ロンドン:2,000〜2,800 USドル
- ロサンゼルス:2,000〜2,500 USドル
- シドニー:1,800〜2,400 USドル
👉こうして見ると、日本は留学生にとって比較的お財布にやさしい留学先です。特に別府のような地方都市では、生活費を抑えて安心して学ぶことができます。
学生の住まい
ほとんどの大学は学生寮を用意していますが、民間アパートを借りることもできます。 APUではキャンパス内に国際学生寮があり、2025年6月時点では寮費減免も提供されています。
アルバイトの機会
日本での留学生は、許可証を取得すれば学期中は週28時間までアルバイトができます。 人気のアルバイトは、カフェ、コンビニ、家庭教師などです。 アルバイトは、生活費の助けになるだけでなく、日本語力を伸ばすチャンスにもなります。 夏休みや冬休みなどの長期休暇中は、週40時間まで働くことが認められています(日本の出入国在留管理庁の規定)。
学生生活
日本での学生生活は、教室の内外で新しい体験にあふれています。 クラブ活動に参加したり、文化イベントに出たり、言語交換プログラムに挑戦したりできます。多くの大学は、留学生向けに学習相談、生活サポート、ビザ手続きの支援などを行っています。
APUでは、100以上の国・地域から学生が集まっており、まさにグローバルなキャンパスです。 1年生はキャンパス内の学生寮に住むため、異文化の友達を作りやすい環境です。 また、温泉地として有名な別府市に位置し、自然豊かな環境で国際交流イベントや言語交換活動が定期的に行われています。
👉 APUの学生生活についてもっと知る
6. 卒業後のキャリア
就労ビザの選択肢
日本にはいくつかの就労ビザがあります。特に人気があるのは 「技術・人文知識・国際業務」ビザ で、IT、ビジネス、エンジニアなどの分野で働けます。
日本の就職市場
日本は多くの分野で人材不足に直面しており、特に技術・工学・ビジネスの分野では国際人材の需要が高まっています。
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日本で働きたい留学生へ:仕事のチャンスとサポート
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インターンシップとネットワーク
APUをはじめ多くの大学は、、世界的な企業と強い結びつながりを持っています。そのネットワークを通じてインターンシップが提供され、就職につながることもあります。
7. 日本留学のメリットと課題
日本で学ぶメリット
✓ 世界レベルの教育と研究機会
✓ 奨学金や経済支援が充実
✓ 安全で技術的に進んだ社会
✓ 独自の文化体験とキャリアの可能性
日本留学の課題とその対策
✓ 言語の壁 – 日本語コースを受けて学ぶと安心
✓ 都市部の生活費が高い – 別府(APU)のような地方都市を選ぶ
✓ 競争の激しい就職市場 – インターンシップで経験を積むと有利
学生の体験談
私は日本で勉強したいと思っていましたが、日本語で大学の授業を受ける自信がありませんでした。しかしAPUでは、ほとんどすべての授業が英語と日本語の両方で開講されており、英語でマーケティングや経営を学びながら、日本語能力も同時に磨くことができています。
トリット 吏南(アメリカ出身のAPU在学生)
APUには世界中から学生と先生が集まっていて、その多様さにとても惹かれました。APUでの生活は、私に新しいことに挑戦し、自分の殻を破る自信を与えてくれました。日々、新しい可能性に触れることができ、ここでの経験が自分の未来をどのように広げてくれるのか、とても楽しみです。
シャシュワト ティワリ(インド出身のAPU在学生)
8.「短期留学」と「正規課程」の違い
短期留学プログラム
数か月〜1年間のプログラムで、日本で授業を受け、自国の大学に単位を移すことができます。
正規課程
4年間日本の大学で学び、学位を取得します。より長く日本に滞在でき、文化を深く理解し、国際的な人脈を作り、キャリアの可能性を広げられます。
どちらが自分に合う?
- 短期で日本文化に触れ、人との出会いを楽しみながら学びたい人→短期留学プログラム
- 長期的に深く学びながら、日本での経験を将来のキャリアにつなげたい人→正規課程
APUなど一部の大学では、英語と日本語の両方で学位を取得できるため、留学生にとって安心して学べる環境が整っています。
9. まとめ
日本留学では、質の高い教育、安全な環境、そして将来につながる豊富な就職のチャンスを手に入れることができます。次の一歩を踏み出す準備ができたら、立命館アジア太平洋大学(APU)などの大学を調べて、出願に挑戦してみましょう。
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宗 千栄子
APUアドミッションズ・オフィス国際のスタッフです。APUを目指す皆さんをサポートするために、さまざまな情報を発信しています!