入学前に申請できる奨学金 | APU 立命館アジア太平洋大学

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入学前に申請できる奨学金

世界を変える、その一歩を支援します

立命館アジア太平洋大学(APU)では、国際学生の94%が最大100%の授業料減免やAPハウスの寮費減免を受けています。その結果、これまでに166ヵ国・地域から2万人以上の学生がAPUを卒業しています。以下の2つの奨学金は出願時にオンラインで簡単に申請できます。

APU授業料減免

APUは優秀で経済的に修学困難な学生に対して4年間(標準修業年限)の修学に適用される独自の授業料減免制度(年間授業料額の30%, 50%, 65%, 80%, 100%を減免)を設けています。授業料減免は本学の理念に賛同していただいた日本国内外の企業や個人からの寄付金および日本国文部科学省からの補助金で運営されます。その趣旨は、優秀で経済的に修学困難な外国人留学生に対する奨学援助です。

学生の声

JANTATUM SURATCHAI
KAMPENI KHAMA ELSIE
WONG Ah Sui Akina
JANTATUM SURATCHAI
  • 国籍: タイ
  • 学部: アジア太平洋学部
APU授業減免100%取得

APUからの奨学金が経済面で大きな役割を果たしてくれるおかげで、私は学費や生活費などの経済的な問題を心配することなく学業に専念できています。 また、奨学金のことを知ったその日から、奨学金を受給できるよう、日々一生懸命勉強するモチベーションとなりました。学問においても人生においても新しい知識を得て、夢の実現に向けての大きな原動力の一つになっています。 これからもこの日本という地で、新たな経験を追い求めていきたいと思います

KAMPENI KHAMA ELSIE
  • 国籍: マラウイ
  • 学部: 国際経営学部
APU授業減免100%取得

新型コロナウイルス感染症により世界経済が打撃を受けている中、家族がどうやって私の学費を支払えるのかよく分からないまま大学を受験することは、とても後ろめたいことでした。ですから、APUに入学し、授業料減免奨学金を受けられることはとてもありがたいことでした。そのおかげで、他の国の言語を学び、日本の文化だけでなく多くの文化を学び、APUという他に類を見ない多文化共生コミュニティの中ですばらしい教授陣から学ぶことができています。まさに夢のようです。

WONG Ah Sui Akina
  • 国籍: モーリシャス
  • 学部: 国際経営学部
APU授業減免100%取得

2020年秋期入学生を対象としたAPU授業料減免奨学金を与えていただき、立命館アジア太平洋大学に感謝申し上げます。わたしは祖父母も両親も大学に行っていない家庭で育ちました。にもかかわらず、私は家族の中で大学、しかも海外で受けることになる最初の人になると期待されていました。ゆえに私の入学は家族と私の期待と夢を実現したという点で、なおさら意義深いものなのです。この奨学金のおかげで、私はパンデミックの困難を乗り越えて勉強を続けることができました。奨学金のおかげで、APU で得られるさまざまな機会に自信を持ってチャレンジできると感じています。 今では、大学の授業を始め、アメリカ手話クラブへの参加、動物愛護センターでのボランティア活動、長年の夢だった海外交換留学プログラムにも挑戦しています。

授業料減免を受けるには?

申請資格

本学への入学までに在留資格「留学」を取得できる方は、出願時に授業料減免に申請できます。ただし、入学までに在留資格「留学」を取得できない場合は、制度の適用は取り消されます。在学中に在留資格が「留学」以外に変更された場合についても同様です。

申請方法

授業料減免制度を希望する志願者は、オンライン出願システム内より申請してください。早期に出願することで授業料減免制度の適用を受ける可能性が高まる場合があります。

評価・選考

選考は申請者が出願時に提出した書類、ビデオ録画面接とアセスメントの結果、および経済状況に基づき行われます。選考結果は、選考結果発表時に通知します。

APUが求める学生像

APUの掲げるミッションを念頭に置いておくようにしてください。APUでは基本理念である「自由・平和・ヒューマニティ」「国際相互理解」「アジア太平洋の未来創造」という理念をベースに、APU2030ビジョンという将来計画の中では「世界を変える人」を育てることを目標に掲げており、そのようなAPUの理念に共感し、周囲の仲間とともに高めあっていく人を求めています。

補足情報

在学期間中は、セメスターごとに成績による授業料減免制度の適用の継続審査を行います。継続のための審査に合格すれば、標準修行年限内まで制度の適用がされます。ただし、懲戒処分を受けたり、本制度の適用者としてふさわしくないと判断された場合は制度の適用が取り消されることがあります。

1回生新入学

授業料減免率 授業料減免額(年間) 授業料自己負担額(年間)
30% 授業料減免額(年間):390,000円 授業料自己負担額(年間):910,000円
50% 授業料減免額(年間):650,000円 授業料自己負担額(年間):650,000円
65% 授業料減免額(年間):845,000円 授業料自己負担額(年間):455,000円
80% 授業料減免額(年間):1,040,000円 授業料自己負担額(年間):260,000円
100% 授業料減免額(年間):1,300,000円 授業料自己負担額(年間):0円

編入学・転入学

授業料減免率 授業料減免額(年間) 授業料自己負担額(年間)
30% 授業料自己負担額(年間):450,000円 授業料自己負担額(年間):1,050,000円
50% 授業料自己負担額(年間):750,000円 授業料自己負担額(年間):750,000円
65% 授業料自己負担額(年間):975,000円 授業料自己負担額(年間):525,000円
80% 授業料自己負担額(年間):1,200,000円 授業料自己負担額(年間):300,000円
100% 授業料自己負担額(年間):1,500,000円 授業料自己負担額(年間):0円

*授業料の改定に応じて変更されることがあります。2回生以降の授業料は1回生時の授業料(年間)と異なります。

APハウスグローバルコミュニティ奨学金

APハウスグローバルコミュニティ奨学金とは、寮(APハウス)の月額費用(11か月分)を全額減免する制度です。新型コロナウィルス禍等の影響により経済的な損失を受けた入学希望者を支援するために、2023年度入試より臨時的にAPハウスグローバルコミュニティ奨学金を開始しています。高い志を持ちAPUへの留学を希望していても、経済的な事情で就学が困難となっている受験生をAPUは可能な限り支援していきます。受給者となる学生は、寮(APハウス)の中で他の学生の模範となり、多文化環境を活かした活動ができるかどうか、といった点も選考の中で考慮されます。APU2030ビジョンとチャレンジ・デザインをよく理解し、体現する学生をAPUは今後も独自の取り組みにより応援していきます。APハウスに関する情報はこちらを参考にしてください。

学生の声

CUDJOE DEBORAH
Rin Takamura
CUDJOE DEBORAH
  • 国籍: ガーナ
  • 学部: 国際経営学部

別府で学ぶ国際学生として、AP ハウスでの生活は素晴らしい経験です。 新しい友達をつくったり、日本語ネイティブとの会話から日本語を学んだりしています。また、世界中の人と交流でき、生涯に渡るつながりを築くことができる環境もあります。新入生にとって、AP ハウスでの生活はとても便利で快適です。 夜はキャンパス内の図書館に行って勉強できるし、キャンパスには歩いて行けます。 APハウスに住むことはまた、別府市内に住む準備にもなります。 APハウスを出る時にすべての必要な市役所の手続き、さまざまな書類もサポートしてくれるので、退去時に何をすべきかがよく分かります。また、日本語を覚えることもできるので、買い物や銀行などで大変な思いをしません。APハウスではいろんな経験ができますが、私はそれぞれのフロアで開催されるハウスイベントが大好きです。フロアのメンバー全員に会って一緒に食事するのは素晴らしい経験でした。私たちのRA(レジデントアシスタント)は本やペン、バスのチケット、食べ物などのプレゼントが当たるゲームをしてくれました。グループで可愛い写真を撮ったり、思い出作りの機会もありました。このハウスイベントで、私は「わたなべさん」という日本名をつけてもらったことは大切な思い出です。

高村 稟
  • 国籍: 日本
  • 学部: アジア太平洋学部

私のAPハウスのおすすめポイントは、様々な国の文化に触れられることです。APハウスでは、キッチン、シャワールーム、洗濯機などはすべて共同となります。特に、キッチンには、食事のできるスペースがあるため、国際生と一緒にご飯を食べることができます。私は、共同のキッチンがあったからこそ、沢山の国際生と仲良くなることができたと思っています。APハウスでは、様々な国の食文化に触れることができます。インド出身の友人が作る本格的なインドカレー、イタリア人が作る本場のトマトパスタ、フィリピンのお袋の味と言われるチキンアドボ、ミャンマー風焼きそばなど、国際生の友人と一緒に料理をすることで、仲良くなるきっかけになるだけではなく、様々な国の料理を楽しむことができます!食は国籍関係なく、人との絆を深めてくれる大切なものだと思っています。是非、APUに入ったら様々な国の料理を楽しんでみてくださいね!

APハウス奨学金を受けるには?

申請資格

1回生入学国際学生入試の対象者

申請方法

APハウスグローバルコミュニティ奨学金を希望する志願者は、申請締切日までにオンライン出願システムより必要事項を入力してください。申請を希望する場合は、家庭の収支等に関する質問が複数表示されますので、必ずすべてに回答してください。必要事項を入力し、以下の締切日までに出願を完了してください。期日までに出願を完了しなかった場合は、奨学金の申請を受け付けることはできません。

注意

申請には締切日があります。

締切日

【2025年4月入学】2024年9月18日*
【2025年9月入学】2024年12月4日
*この日より前に最終締切日が設定された国に在住している場合は、その締切日まで。

評価・選考

提出されたあなたの家計の収支状況を勘案し、書類およびビデオ録画面接、オンラインアセスメントに基づく総合的な選考で決定されます。選考結果は、選考結果発表時に通知します。

補足情報

選抜された学生は11か月の滞在が義務となり、合格後に誓約書への同意が必要となります。詳細は合格者へ通知します。また、本制度で採用された学生は寮生活において、模範学生としての行動が求められます。模範学生に相応しくない言動が見られた場合、および本学の名誉を傷つけた場合には減免が打ち切られます。

入寮時の費用(寮費前納金)

  通常(4月入学・9月入学共通) APハウスグローバル
コミュニティ奨学金対象者
入居費 通常(4月入学・9月入学共通):32,000円 APハウスグローバルコミュニティ奨学金対象者:32,000円
敷金 通常(4月入学・9月入学共通):98,000円 APハウスグローバルコミュニティ奨学金対象者:98,000円
寮費*(2か月分) 通常(4月入学・9月入学共通):104,000円 APハウスグローバルコミュニティ奨学金対象者:0円
合計 通常(4月入学・9月入学共通):234,000円 APハウスグローバルコミュニティ奨学金対象者:130,000円

入寮後の費用(4月入学)

  通常(4月入学) APハウスグローバル
コミュニティ奨学金対象者
寮費* 通常(4月入学):APハウス5:52,000円×9か月
APハウス1・2:50,000円×9か月
APハウスグローバルコミュニティ奨学金対象者:0円
合計(9か月)** 通常(4月入学):APハウス5: 468,000円
APハウス1・2:450,000円
APハウスグローバルコミュニティ奨学金対象者:0円

*寮費には、共益費や水光熱費、インターネット接続費や寝具レンタル費なども含まれています。

**入学前に2か月分の寮費を支払うため、入学後は9か月分の支払が必要です。

入寮後の費用(9月入学)

  通常(9月入学) APハウスグローバル
コミュニティ奨学金対象者
寮費* 通常(9月入学):APハウス5:52,000円×9.5か月
APハウス1・2:50,000円×9.5か月
APハウスグローバルコミュニティ奨学金対象者:0円
合計(9.5か月分)** 通常(9月入学):APハウス5: 494,000円
APハウス1・2:475,000円
APハウスグローバルコミュニティ奨学金対象者:0円

*寮費には、共益費や水光熱費、インターネット接続費や寝具レンタル費なども含まれています。

**入学前に2か月分の寮費を支払うため、入学後は9.5か月分の支払が必要です。

FAQ

Q.
授業料減免を受けるにはどうすればいいですか?
A.

全ての国際学生はAPU授業料減免に申請することができます。優秀な国際学生を対象に、授業料を最短修業年限の期間(4年間)減免する本奨学金は、出願書類、経済状況、オンラインアセスメント、ビデオ録画面接による総合的な評価に基づいて選考されます。在学期間中は、セメスターごとに成績等による授業料減免の継続審査を行います。

Q.
APUには、生活費援助のための奨学金制度はありますか?
A.

はい、APハウスグローバルコミュニティ奨学金があります。APハウスの月額寮費(11か月分)を全額免除するもので、指定期日までにAPUへの出願を完了した場合に限り、この奨学金に申請することができます。指定期日は、入学試験要項を確認してください。

Q.
学資ローンや助成制度はありますか?
A.

ローンや助成制度はありませんが、入学後に様々な種類の外部奨学金に申請できます。また、ご自分の国の政府や助成団体による奨学金制度についても調べることをお勧めします。

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