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クリック戦争:科目履修の戦い

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クリック戦争:科目履修の戦い

右手にマウスを持ち、私の視線はパソコンの画面に注がれ、パソコン上の時計とログインページを行ったり来たりしている。手のひらが汗ばむのを感じ、心臓の鼓動が少し早くなった。

「今日は残りのセメスターを決める大事な日だ!」心の中でつぶやいた。

時刻が変わり、心臓が脈をうつ。戦いの始まりだ。

「それ」が始まる数分前の出来事である。「それ」とは、伝説的なAPUのクリック戦争のことだ。

皆さんには、履修期間のクリック戦争と言われても馴染みがないものでしょう。ものの1、2分で定員がいっぱいになる人気の授業があり、まさにあなたの運命は、手のひらと指先の能力にかかっているのだ。

勝利の鍵は単純だ。一番早くクリックする者が、その戦争に勝つ。

ほとんどの生徒は、履修登録前に一週間の授業計画を練り始める。まず履修登録をする科目を選び、もし履修登録できなかった場合の科目も決め、履修システムを利用するのに最も適した場所(インターネット接続が早い場所など)はどこなのかも含め、念密に計画を立てていく。

私の最初の年は、必修科目である日本語の科目や経営学入門(APM生徒向け)、ワークショップなどが既に仮登録されており、履修登録はとても簡単なものだった。ただ数科目履修登録するだけで、残された単位はいっぱいになった。しかし、3セメスター目になると、予め決められた科目はなく、それは履修上限の18単位を自分の手で選ばなければならないという挑戦の始まりを意味していた。履修科目を自分で選ぶという作業は簡単ではなく、履修したい科目に優先順位をつける必要がある。

例え、普段オンラインシステムに慣れ親しんでいたとしても、履修期間前日の夜はなかなか寝付けない。大袈裟かもしれないが、計画をした科目が取れるかどうか本当に心配だったのだ。さらに、夏休みにジャカルタに帰省して、履修登録を海外でする初めての経験なのだ。

実のところ、実家のインターネット接続環境にはあまり自信はなかった。なぜなら、実家のインターネットの接続環境と日本のとても早いインターネット接続環境とを比べる余地はないと考えていたからだ。

インターネット環境に差がある中で、自分がやるべきことを必死に考えた。そして、インターネットカフェに行くことも考えたが、最後は自分の家でクリック戦争に立ち向かうことを決めた。

私は、最新の注意を払い、パソコンの時計を日本時間に変更した。そして、時計が9時30分になるとすぐにログインをして、最初に取りたい科目である「ピアリーダートレーニング」を登録しようと試みた。なぜ「ピアリーダートレーニング」を最優先にしたかというと、限られた100番台の科目だからだ。履修登録することがとても難しい科目であるとわかっていたが、幸運にもうまくいき、最優先した科目が登録できた。次に選んだのは、日本の伝統的なお茶会での作法を学ぶ「日本の伝統芸術」だ。この科目は、2単位がとれて毎週月曜日にお茶と茶菓子が出るとても人気のある選択科目だ。「どうかお願い取らせてほしい!」と思ったが、もう既に定員が埋まっているかもしれないと考えて、「日本の伝統芸術」の登録をやめて、私の優先科目リストにある他の科目を取ることにした。

その後、インターネットの障害等はなく、私が登録したいその他の科目は、全部登録することができた。しかし、4単位分まだ登録ができていなかった。空いている時間割のまだ登録可能な科目をざっとみていると、なんと!「日本の伝統芸術」がまだ定員が埋まっていない!私の手はなんのためらいもなく、「日本の伝統芸術」の登録に動いた。

やった!登録できた!私は、クリック戦争の勝者となったのだ!とてもタフで激しい戦いだった。 しかし、窮地から逃れたのだ。そして、また激しいクリック戦争がもうすぐそこに迫っている。すばらしい授業を楽しみにしながら、来るセメスターで勝ち抜く準備ができている。

  • Nabill Utami Bimoputeri (Bella) はインドネシア出身のAPMの2回生です。彼女は、APUアドミッションズ・ソーシャル・メディア・ユニットのメンバーで定期的にブログを更新してくれる予定です。彼女がブログ作成に没頭していないときは、さほど暑くもないのに重たいジャケットを着て、お茶を飲む彼女の姿を目にすることができるでしょう。

Bella

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