新入生へのアドバイス(2016年9月更新) - 記事一覧 | APU 立命館アジア太平洋大学
新入生へのアドバイス(2016年9月更新)
新入生の皆さんへ ― APUへのご入学おめでとうございます!皆さんにお目にかかれることを、楽しみにしています。さて、新しい生活を送る準備をしている皆さんに、在学生、卒業生、教授、そしてスタッフから、アドバイスがあります。是非、参考にしてください。
引っ越しをする前に
- まずは、APUの入学予定者ハンドブックを読みましょう!学生の平均的な出費、薬、学校までの交通手段など、ここではカバーできない重要な情報がたくさん書いてあります。まだ届いていない人は、もうすぐCOE(希望者のみ)と一緒に資料が届きますので、もうしばらくお待ちください。
- 荷物はほどほどにしましょう。 ただ、化粧品などの必需品や、新しい友達に渡す地元のお土産などはあると便利です。また、学生寮への到着後、すぐに買い物に行けないことも考えて、保存の利く食べ物やお菓子、そしてバスタオルを持ってくるようにしましょう。
- 持参する電化製品に対して、日本のコンセントに合う変圧器を買いましょう。 きちんと調べて、ボルト数の違いなども考慮しましょう。
- 入学式に着る服を用意しましょう。 出身国の伝統衣装を着る学生もいれば、スーツやドレスなどのフォーマルな服を着る人もいます。
- 雪が降らない地域出身の皆さんへ:冬服を2~3枚ほど買って準備するのは良いですが、買いすぎないほうが良いでしょう。 日本には、ユニクロやH&Mなど、学生にも手頃なお店がアクセスしやすい場所にあります。
- 出発する前に、自分の好きな料理を一品は作れるようになりましょう。 料理は、友達を作る方法の一つであり、自分の国を紹介する手段でもあります。国籍は異なっても、みんな食べることは大好きですよ。
- APハウスでは、全ての部屋にLANケーブルが設置されているので、持参するパソコンにイーサネットポートがあることを確認しましょう。WifiはAPハウスのロビーとキャンパスのほとんどの棟で使うことができます。
- APUが別府からあなたの元へ届けた素敵なプレゼント「日本語のとびら」をまだ開いていない人はいませんか?ひらがなとカタカナを授業が始まる前に勉強しておくことは、遅れをとらないで学生生活をスタートさせるための重要なポイントです。 (まだ届いていないから勉強ができない?資料は全てオンラインで取得可能なので安心して下さい。言い訳はできませんよ!)
- 色々と準備で忙しいと思いますが、出発前に家族や友達と過ごす時間は必ず確保しましょう。
到着後
- 同じ国/地域/州/県/島の人と出会うのはとても大切なことですが、APUには80カ国以上の国から学生が集まるということを覚えていますか?もしかしたら、80カ国出身の80人の友達を作ることもできるかもしれません。もちろん、それはあなた次第ですが、可能性は無限大です。別府市内のあちこちに住む学生すべてと友達になるのはなかなか難しいですが、APハウスでは一つの屋根の下で暮らす訳ですから、多くの友達を作るのには絶好の環境です。APハウスに住んでいる学生はみんな、新しい友達に出会うのを楽しみにしているということを覚えておいてください。
- 該当するオリエンテーション全てに参加しましょう。APUで有意義な時間を過ごすためには、正確な情報をオリエンテーション中に得ることが必要不可欠となります。スケジュールは更新されることがあるので、頻繁にチェックすることを忘れないようにして下さい。
- オリエンテーション期間中には背中にJust ask me!と印字された赤いTシャツやジャケットを着た先輩学生「FLAG」にお世話になります。みなさんの歓迎会やオリエンテーションの一部企画の運営は彼らが担っていますので、教室の場所が分からない、履修登録の方法が分からない、といった場合にはFLAGにたずねましょう!
- APUメールとキャンパス・ターミナル (APU学生のためのポータルサイト)を定期的にチェックしましょう。スケジュールの詳細変更や締切日などの大切な情報を見逃さないためにも、こまめにチェックすることをおすすめします。なお、ログインに必要な情報はオリエンテーション期間中に配布されます。
- APUとAPハウスは山の上に位置しています!食料品を前もって手に入れ、ストックしておくのが良いでしょう。キャンパス内にあるCo-opでは調味料などを、寮内にある自販機ではお菓子を買うことができます。また、授業が始まる頃には野菜や果物などもキャンパスで購入できるようになります。食事は食堂で済ませるから大丈夫!と思っている方も、ある程度の食糧を確保しておきましょう。
- APハウスには、ベッド、毛布、枕、シーツ、そして布団が用意されています。枕はビーズが入っている種類のものなので、慣れているものを持ってくる人もいれば新しく買う人もいます。また、布団の下に敷く新しいマットレスを買う学生もいます。
- APUに到着してから、銀行の口座が使えるようになるまで数週間かかります。また、日本の全てのATMで国際カードが使えるわけではありません。家族からの送金や、奨学金が口座に振り込まれる前にお金が無くならないよう、使い方を良く考えておきましょう。
- みなさんがAPUの学生として生活を送る最初のセメスターは、新しい部活やサークルを経験する最高の時期です。ですが、何事もバランスが大事。多くのことに興味を持ちすぎて、授業で後れを取らないよう気をつけましょう。
- 履修登録後、どの教科書が必要かを確認してから購入しましょう。シラバスに書いてあったとしても、授業では「買う必要がない」あるいは「異なるものを使う」と言われる場合もあります。
- 授業を選ぶ際は、RAや先輩に相談しましょう。授業について詳しく教えてくれるのはもちろん、あなたが考え付かなかった選択肢を教えてくれるかもしれません。APUの学生は皆、親しみやすく、助け合い精神が旺盛ですから、気軽に話しかけてみて下さい。
- 携帯の契約には忍耐強さが必要かもしれません。携帯会社によって方針や契約内容(銀行口座など)が異なるため、全ての書類や契約が終わるまで数週間かかることがあります。
授業が始まったら
- とてもシンプルです!授業に出席しましょう。大人として、大学生として、あなたの責任であるということを覚えておきましょう。
- 新入生は全員、ワークショップのクラスを受講することが義務付けられています。これらのクラスは、APUでの生活やこれから受講する他の授業のベースとなる文章力やコミュニケーション・スキルの育成をサポートするものです。柔軟性や協調性を身につけ、このワークショップを最大限活用しましょう。
- 第一セメスターでは、ほとんどの学生が集中的に日本語のクラスを受講します。欠席を繰り返し、遅れをとらないようにしましょう。初めは辛いと感じるかもしれませんが、その努力は今後のAPU生活で、またその後の人生で必ず実を結びます。大変かもしれませんが、不可能ではありません!
- APUには素晴らしい図書館があります!一階では、友達と一緒に勉強できるスペースがあり、二階には静かに勉強できるスペースがあります。授業後は寮に帰る前に、ここで勉強するという習慣付けをすることをお勧めします。
- アルバイトを考えている方は、第二セメスターが始まるまで待ちましょう。他の事を始める前に、まず授業にしっかり取り組み、日本での生活になれるということは、とても大切です。また、資格外活動許可をもらうまでは、働いてはいけません!
- 一杯一杯でどうしようもない、何をしたらいいか分からない、ホームシックになった、そんな時は気楽に話せる相手を見つけて必ず相談しましょう。RA、TA、教授、カウンセラー、サークルのメンバー、友達や家族など、みんな相談相手になってくれます(APUのカウンセリングオフィスはA棟1階に位置し、英語、日本語に加え、中国語とモンゴル語でも相談できます)。誰でも同じ経験を一度はしており、彼らも同じように誰かに相談しています。相談する勇気を持つことは、今後の生活を大きく変えるでしょう。
- 最後に、大学への進学は、ほとんどの学生にとって、一生に一度の貴重な経験です。一生懸命努力し、たくさん勉強し、思い切り楽しんでください!
以上の情報が皆さんの役に立てば嬉しく思います。キャンパスで会える日を心待ちにしています。また、日本までの道のり、APハウスへの引越しやキャンパス探検の様子を撮った写真を、是非Instagramに#newtoAPUとタグ付けして投稿してください。APUの公式Instagramにあなたの撮った写真が掲載されるかもしれませんよ!