APU校友:Viet Ha Tran - 記事一覧 | APU 立命館アジア太平洋大学
APU校友:Viet Ha Tran
Viet Ha TranさんがAPUで国際経営を学ぶためにベトナムから来日したのは2000年のこと。2004年にAPUを卒業した後はさらなる成長の機会を求めて東京、シンガポール、ハノイへと渡り、現在は入学のスペシャリストとしてマドリードでキャリアを築くとともに、数々の賞を受賞する写真家でもあります。そんなTranさんがAPUに在籍していた頃の話と卒業後のAPUとの関わりについて伺いました。
現在携わっている仕事について教えてください。
APUを卒業した後は、東京、シンガポール、ハノイ、マドリードにある会社でさまざまな役職を経験してきました。その中でもIE Business School(マドリード)におけるSenior Associate Director of Admissionsという現在の仕事に最も魅力を感じています。2008年にIE Business Schoolへ入学し、マーケティング・マネジメントの修士号を取得後、幸いにも当校より仕事のオファーをいただくことができました。
また、仕事というわけではありませんが、自由な時間を生かして2013年からは写真家としても活動しており、芸術に大きな情熱を注いでいます。独学で習得した技術ではありますが、作品は数々の新聞や、イタリアのVogue、Vietnam News、Photography MasterClass Magazine、Visual Artistry Magazineなどの著名な雑誌に掲載されています。2014年4月にはイタリアVogueのモデル撮影を行い、同年8月にはSaatchi Gallery Londonでのデジタルエキシビジョンの出展作品に選ばれ、現在も展示されています。さらに、イギリスで最も大きな写真展であるBrighton Photo Biennial 2014 にも展示されました。
APUで学ぼうと思った最初のきっかけは何でしたか?
当時は日本が世界で2番目の経済大国であったこともあり、日本で経営管理を学びたいと思ったのがきっかけです。第二次世界大戦後、どのようにこれほどの経済力をもつ国になったのかを学びたかったのです。また日本語を知り、日本人の労働規律を学ぶことによって、私が将来成長するために重要な何かを会得できると考えていました。
APUではどのように自己成長しましたか?またそう考える理由も教えてください。
入学するまで一度も出会ったことのなかった国の人々と知り合うことができる素晴らしい国際環境を与えてくれたAPUには感謝しきれません。在学中の4年間で、マダガスカルやヨルダン、シリア、ジブチ、コンゴ、リトアニア、ハンガリーなどの当時の私からは縁遠い国から来た人と友達になることができ、人脈が大きく広がりました。さらに日本語に加えて履修したスペイン語がなければ、現在のスペインでのキャリアに繋がることもなかったと思います。私がAPUの学生だった当時は、留学生が卒業後に日本で仕事を得ることは今ほど一般的ではありませんでしたが、幸運にも東京でキャリアをスタートすることができ、たくさんのことを学ぶことができました。この経験が修士号取得後にスペインで仕事のオファーを受けることができた大きな要因の一つとなりました。
将来のためにAPUでの4年間を最も効果的に過ごすにはどうすれば良いですか?
APUの在学中にできるだけ多くの留学生と友達になることを必ず実践してください。グローバル化が進んだ私たちの世界では、自分と異なる文化やバックグラウンドを持つ人々と交流できる力が必要になります。将来、ビジネスをする上で異なる文化を持つ人がどのように考え行動するのかを理解していることが非常に重要です。
また、様々な課外活動に取り組むことも強くお勧めします。社会で必要となる多様な力を身に付けられるだけでなく、共に活動する仲間が新たな気づきを与えてくれます。
1年後と10年後の自分はどうなっていると思いますか?
偉大な芸術家になりたいと思っていますので、1年後には写真活動にもっと多くの時間と力を注いでいると思います。また、人の成長を支援し、最高と思えるキャリアの道を歩む手助けができる本職もしっかり継続していきたいと考えています。
10年後は・・・今後どのような機会に出会い、恵まれるかによって大きく変わると思いますが、芸術家として成長し、世界的に評価をされたいと思っています。なぜならば、世界的に評価をされることで、ベトナムやその他の発展途上国にいる孤児たちのための学校設立や、その他貧しい子どもたちを助ける活動をしたいという私の夢を実現するための資金力を手にすることができるからです。子どもたちへの正しい教育が未来をよりよいものに変えていくと信じています。
最後に、APUへの進学を考えている受験生にメッセージをお願いします。
APUでの経験が私の自己成長とキャリア形成にとって最も大きな分岐点になりました。APUで日本語とスペイン語を学んだ4年間と日本で働いた経験がなければ、今の私はないと思います。APUの学生だった時に描いていた「スペインに住み、仕事をする」という夢は無事に叶えることができました。第二の故郷である日本と、私の人生を素晴らしいものに変えてくれたAPUには感謝してもしきれません。
APUは勉強するのに素晴らしい環境であることはもちろん、様々な文化を学び、人生を変えていく力を与えてくれる場所でもあります。そんな成長を望んでいるみなさんにはAPUへの進学を強くお勧めします。
ご協力ありがとうございました