教員・授業紹介 | APU 立命館アジア太平洋大学

教授

ジョーンズ トマス (イギリス)

学生

東 未來 (日本)

STの学びをのぞく

先生と学生の言葉でひも解く、STの授業

観光やサステイナビリティを、“現場”で学ぶとしたら、どんな景色が見えるのでしょうか。
STには、フィールドワークなど実際に現場へ足を運びながら学ぶ機会があります。
教室でのディスカッションと現場での体験を行き来しながら、人と自然、観光と社会のつながりを学んでいきます。
フィールドワーク授業を行うジョーンズ先生の授業や学生の声を通して、ST学部ならではのリアルな学びをのぞいてみましょう。

現場で学ぶ。世界を、自分の目で見る。

なぜ、サステイナビリティや観光を学ぶ上で現場へ足を運ぶことが大切なのでしょうか。STでは、フィールドワークを通して、人々の声や地域のリアルに触れながら学びます。

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現場で学ぶ。世界を、自分の目で見る。

学生の声

実際に現場へ行き、観光客やスタッフへインタビューを行う。
教室では見えなかった「リアル」に触れることで、学びへの理解が大きく深まっていきます。

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理想だけでは、解決できない。

観光は地域や自然を支える力になる一方で、環境への負荷を生み出すこともあります。
現場には、単純な「正解」では割り切れない課題が存在しています。

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理想だけでは、解決できない。

学生の声

「環境を守ること」だけでは解決できない問題もある。
現場で働く人たちの声を聞き、観光とサステイナビリティの複雑さを実感しました。

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“正解”は、一つじゃない。

同じ課題を見ても、人によって考え方は異なります。
ST学部では、多様な文化や価値観に触れながら、自分にはなかった視点を広げていきます。

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“正解”は、一つじゃない。

学生の声

同じ自然保全でも、国や文化によって考え方は大きく異なります。
多様な価値観に触れることで、自分の“当たり前”が広がっていきました。

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学生ではなく、“研究チームの一員”として。

複雑な課題に向き合うためには、自分で問いを立て、考える力が必要です。
ST学部では、学生自身が観察し、調査し、考える経験を重ねていきます。

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学生ではなく、“研究チームの一員”として。

学生の声

現場では、一人ひとりが異なる視点で観察し、考えます。
自分で気づきや発見を積み重ねていくことも、フィールドワークの魅力です。

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“好き”が、未来のキャリアになる。

「環境問題についてもっと真剣に考えたい」「生物や自然のつながりを守りたい」「観光に興味がある」。
ST学部では、その興味を「学び」で終わらせず、社会につながる力へと育てていきます。

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“好き”が、未来のキャリアになる。

学生の声

APUでの学びを通して、環境への関心が将来やりたいことへと変わっていきました。
授業やディスカッションは、自分の可能性を広げるきっかけになっています。

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教育とは、知識を伝えることではなく、ものの見方を変えていくことだと私は考えています。
観光は、人と文化、自然をつなぐ大きな力を持つ一方で、社会や環境に影響を与える存在でもあります。だからこそ、情熱だけでなく、冷静な分析力と現場を理解しようとする姿勢が欠かせません。
ST学部での学びを通して、自分の目で世界を見つめ、多様な価値観に触れながら、人と自然が共存できる未来について考えてほしいと思います。

教授
ジョーンズ トマス

STの授業を体験してみよう

実際の授業は、どんな雰囲気なのでしょうか。
模擬講義動画をGETして、ただの「場所」を魅力的な「目的地」へと生まれ変わらせるアプローチを、さっそくのぞいてみよう。

ST 模擬講義

BOUKAMBA Kimo Hermann 准教授

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これまで私自身、富士山や北アルプス、日本の国立公園、さらにはマレーシアやボルネオ、ベトナムなど、さまざまな場所で来訪者調査を行ってきました。現地で人々に直接アンケートやインタビューを行い、自分たちで“リアルな声”を集めることは、研究においてとても重要です。こうした現場で集める情報は“ゴールドスタンダード”とも呼ばれ、高い価値があるとされています。実際に現地へ行くことで、オンライン調査だけでは見えない現実を理解できるからです。
特に自然保護や人と野生動物の関係のような複雑な問題は、現場で人々の声を聞き、自分の目で観察することがとても重要だと感じています。

 
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ジョーンズ先生の授業では、高崎山とうみたまご(水族館)でフィールドワークを行い、観光客へのインタビューやスタッフの方への聞き取りを通して、「観光」と「動物保全」のつながりをリアルに学びました。
特に印象的だったのは、日本の施設における「人と動物の距離の近さ」です。実際に現場で観察することで、教室では見えなかった人と動物の関係性を体感することができました。また、「動物を守るためにも観光収入が必要」という話を聞き、教室で学んでいた内容が「現実の課題」としてつながっていることを実感しました。

 
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観光は世界最大級の産業であり、人と文化をつなぐ大きな役割を持っています。しかしその一方で、気候変動やオーバーツーリズム、生物多様性の喪失といった課題とも深く関わっています。STでは、観光を「楽しさ」だけではなく、「社会や自然とどう共存していくか」という視点から学びます。
だからこそ、地域や自然、そこに暮らす人々と向き合いながら、より持続可能な未来を考えられる人材が必要だと思っています。

 
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授業を受ける前は、「環境を守ること」が一番大事だと思っていました。でも実際に現場でスタッフの方のお話を聞く中で、動物を守るためにもお金が必要であるという現実を知りました。
日本の施設では、観光客からの収入に頼っているところも多く、エンタメ要素を高める必要があるそうです。でも、その収入があるからこそ動物や環境を守ることもできる。環境だけではなく、人や経済とのつながりまで含めて考える大切さをフィールドスタディを通して学ぶことができました。

 
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サステナビリティには、単純な「正解」があるわけではありません。だからこそ、異なる文化や背景を持つ学生同士が議論し、多角的な視点から考えることがとても重要だと思っています。
AIが急速に普及する現代において、誠実さや社会的インパクトの価値はかつてないほど高まっています。学生たちには教室の中での学びに満足せず、実社会のリアルな課題に飛び込み、自分の頭でクリティカルに考え抜く力を養ってほしいと願っています。

 
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授業を通して、“自然や動物との距離感”ひとつをとっても、国や文化によって考え方が異なることを知りました。西洋、日本、南アジアやマオリ族など、それぞれ自然や動物との向き合い方が違い、保全に対する価値観の多様さを実感しました。
APUでは多様なバックグラウンドを持つ学生とディスカッションできるので、自分にはなかった視点にたくさん出会えます。ジョーンズ先生も「これが正解」と決めつけず、学生の意見を広げながら話してくれるのが印象的でした。

 
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学生には、ただ知識を学ぶだけではなく、「現場で学ぶ経験」をしてほしいと思っています。
例えば富士山五合目では、学生たちと一緒に来訪者アンケートを行いました。現地で人々に話を聞き、データを集めることで、調査の進め方や倫理的な配慮など、研究に必要な実践的スキルを身につけることができます。
学生たちは単なる受け身の学習者ではなく、調査や研究をともに進める「チームの一員」として活動しています。

 
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ジョーンズ先生のフィールドワークでは、「これをしなさい」と細かく指示するというより、「今日はここを見てみよう」と方向性を示してくれるスタイルでした。自由に観察できるので、人によって見えるものが違い、フィールドワーク後のディスカッションでは「そんな視点もあったんだ」という発見がたくさんありました。
また、先生は学生の意見に対して、実体験や専門知識を加えながら会話を広げてくれるので、学びがどんどん深まっていく感覚がありました。

 
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学生には、自分の興味や関心を大切にしながら学んでほしいと思っています。
現場で見て、聞いて、考える経験を重ねることで、自分が本当に取り組みたいテーマや将来の方向性が見えてくるはずです。
大切なのは、知識を身につけることだけではなく、自分なりの問いを持ち続けることです。ST学部での経験が、その問いを深め、自分らしい未来につながるきっかけになれば嬉しいです。

 
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私は小さい頃から環境問題に関心があり、動物や自然を守る活動にも取り組んできました。でもジョーンズ先生の授業を通して、「環境だけを考えればいいわけではない」ということを学びました。
人や地域、経済とのつながりまで含めて考えることで、より広い視点でサステイナビリティを考えられるようになったと思います。
将来は国際機関で働きたいと考えているので、授業で学んだ「多様な立場をつなげる視点」を今後も活かしていきたいです。

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